好転反応は治療者でも施術者でもなく「異常なカラダ」が生み出した

お熱のお話
昨日の続きです。

まず
好転反応は急性症状である

ここは、わかっていただけましたか?

急性症状というのは
その人のエネルギーが
治ろう、良くなろう、元に戻ろう
という方向へ向いている時に
出てくる症状です。

変なふうになってしまった体を
一旦、壊して
良い状態につくりかえる
そんな感じです。

みなさんは
ジグソーパズルって
やったことありますか?

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良く似たパーツがいっぱいあるけれども
不思議なことに
全く同じものは1つもないですよね。

だけれども
強引に押して、はめ込むと
はまってしまうものもありませんか。

そのように強引にはめて
次次進んでいくと
間違いでできたものが
完成しますよね。

正しくない
本来の姿でない
ジグソーパズルの完成品です。

それを
正しい本来の姿のものにしようとしたら
どうしますか?

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一旦、壊しますよね。

だけれども
壊すのは、全部じゃなくても
いいですよね。

間違っているところだけ
外して取り出せばいいですよね。

そして、
正しい位置に
正しいものをはめこんでいく。

そんな作業をされると思います。

体も同じ。

変な状態で完成するというか
そうなってしまうことあるんですよね。

たとえば
背骨がひとつ
左へずれたとします。

そしたら、カラダは
左側に微妙に曲がってしまって
バランスを崩します。

そのバランスをとるために
カラダは何をするかというと

今度は、背骨の他のひとつを
右側にずらすんです。

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左側にずれたのを
右側にずれた骨が
ひとつずつあれば
カラダは、それでも
バランスをとることができます。

これは
カラダの適応力のひとつですが

それが、1つだけではなく
3つずれたら
また、さらに反対方向へ3つずれる

そんなことが繰り返されていきます。

そして、間違った状態で
適応してしまっている体を
元に戻すためには

一旦壊す

骨の場合は
壊すというと
怖い感じがしますけれども

風邪をひいたりして
体を休めたり
体内のお掃除をすることによって

元に戻すという作業をしているわけです。

ですから
そこだけ見れば

一見、病気のように見えるかもしれませんが

大きな目で見れば
元に戻すための
一時的な作業なんです。

それが
好転反応

この好転反応の中に
お熱も含まれるわけです。

そして
じつは

好転反応というのは
いろんな症状がありますけれども

中でも
発熱という好転反応は
最も楽で
最も効率的な
好転反応だと言えるんです。

明日に続きますね(^^)

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